南城市見学ツアー その3
垣花樋川のあと、今度は中山牧場(仮)へ。

今では珍しくなった観音アヒルを沢山飼ってらっしゃいます。商売でも見世物でもなく、これだけ沢山飼ってらっしゃる方は少ないのではないでしょうか。他にも、与那国島から直接取り寄せた沖縄ヒージャー(やぎ)の原種や、うりぼー(いのしし)もいました。

観音アヒルがなぜ「観音」なのか疑問があったのですが、どうやら中国からカントンアヒル(広東鶩)として入ったきたようです。

なお、カントンアヒルは通称バリケンという種類で、南米産のノバリケンを家禽化したものだそうです。それが海を渡って沖縄へ来たのだと。また、バリケンの名はオランダ語だそうです。探ると面白い歴史がありそうですね。
更新日:07/31
南城市見学ツアー その2
斎場御嶽ではボランティアガイドの玉那覇実さんに丁寧な解説をしていただきました。中山さんのご親戚にあたるそうで、今回はわざわざ時間をとって待っていてくださいました。

改めて斎場御嶽を通して、琉球王朝のかつての様子が思い起こされます。
更新日:07/31
南城市見学ツアー その1
7月8日(日)
南城市中山部落にお住まいの中山さんにお願いをして、有志の史跡巡り&中山牧場(仮)を見学してきました。段取りを手配してくださった中山さんに感謝します。

コースは以下の通りです。

斎場御嶽→垣花樋川→中山牧場(仮)→くんなとぅ(食事)→大里庁舎「市史文化展」

写真は斎場御嶽にて。
更新日:07/31
6月23日 慰霊の日 その4
慰霊の日から2日後
慰霊の日から二日後の朝、東京から来たうちの数名で平和記念公園の慰霊碑参りに行きました。私の親戚にあたる竹澤さんの叔父が沖縄戦で亡くなっていたのです。その名前の書いてあるのを初めて確認して、住職と共にご供養をしました。

今でもまだ、遺骨がシベリアに残っているような方々もいます。沖縄でも、出てきていない遺骨も沢山あります。

1945年の戦争終結から67年間たった今なお、私たちは戦争を忘れることができないのです。

平和は私たちが作っていくものです。自然に任せていけば戦争が起こるというのは、歴史が示しています。「戦争するしかない」という盛り上がりが起こるずっと前に、ひとりひとりがブレーキをかける必要があるでしょう。

生きとし生けるものが平和でありますように。合掌
更新日:07/10
6月23日 慰霊の日 その3
金城重明牧師のお話、古謝美佐子さん&佐原一哉さんの演奏
法要の後、金城重明牧師の戦争体験を語って頂きました。

渡嘉敷島における集団自決のとき16才であった牧師は、そこで見聞きしたこと、自分たちの置かれた状況やその時の出来事などをありありと思い出しながらお話されました。

そのお話をじっと聞いていた古謝さん佐原さんがその後に演奏をなさいました。お二人にとっても慰霊の日は特別な日なのでしょう。鎮魂に相応しい演奏と語りで、特に沖縄の方々はみな共感の思いで歌を聞いていたように見えました。
更新日:07/10